パソコンやスマートフォンを日常的に使っている人が増え、近年、首の筋肉の異常を抱えている人が多いと言われています。
昔から肩こりがひどいという人はよくいますが、実は肩こりではなく首こりである可能性があるそうです。
最近、肩や首が重く感じたり、目の疲れがなかなか取れなかったり、そのうち頭痛までするようになりました。
首こりというのを知ってから「首」に意識して生活してみると、やっぱり首に力が入っているのがわかりました。
知らず知らずのうちに首に負担をかけることをしていたんですね。
ドライアイや眼精疲労や頭痛などその他首こりが原因の症状
首の後ろには自律神経が集中しているそうなのですが、首こりによる筋肉異常で、安静優位の副交感神経の働きが悪くなるんだそうです。
そうすると緊張や興奮をしている状態が続き、血圧や心拍数が上がったり、呼吸が速くなって浅い呼吸を繰り返します。
リラックスしている時間が少なくなるので胃腸の働きが悪くなったり、体のバランスを崩してしまうのです。
そういえば、最近疲れが溜まっているから食欲も落ちているのかと思っていましたが、これも首のこりが原因なのかもしれませんね。
そして、涙の量が減少してしまうドライアイという症状がありますが、ドライアイは目が疲れる、まぶしくなる、痛い、ぼやけるなどの症状が起こります。
ドライアイの他にも、目頭や目の奥が痛いとか重い、目がショボショボするような眼精疲労も
副交感神経の働きの低下によって起こっていることが多いようです。
頭痛外来というのができるほど、最近では片頭痛や緊張型頭痛などの症状に悩まされている人が多いようですね。
私も実は片頭痛持ちです。
小学生の頃にも、たまにですが原因不明の頭痛が突然襲ってきて、心臓の動きと共にズキンズキンと頭や目の奥が痛みました。
夜眠ってしまえば翌日には治っていましたが、大人になるにつれその頻度も多くなっています。
ひどい人では、頭痛によるめまいや耳鳴りもあるそうです。
この頭痛も、首こりによって首の後ろにある神経を圧迫して起こっていることがあるようです。
この他にも、動悸、不安感、うつ、のぼせ、不眠症、疲労感、倦怠感など、首こりが原因の症状というのはたくさんあるそうです。
頭痛や眼精疲労、倦怠感など、思いつく症状が結構ある私です。
首こりの原因とストレートネック
首こりがある人はストレートネックになっている事が多いらしいのです。
何年か前に、朝起きたときに背中の上の方の筋を痛めて、整骨院に通った事がありました。
そこで「ストレートネック」と言われたことがあります。
レントゲンを撮ったわけではないのですが、専門の知識を持った人が見るとわかるんでしょうね。
正常な首は前にカーブしていて、そのカーブによって頭を支えています。
ストレートネックはこのカーブがなくなり、首の骨がまっすぐになってしまった首の事をいいます。
事故とかでそうなったわけではないので、普段の悪い姿勢によって首こりが起こり、ストレートネックになってしまった可能性があります。
首や肩が常に重いと感じるのは、このストレートネックのせいなのかもと思うようになりました。
比較的筋肉が弱い女性に多いとも聞きました。
首こりの原因は日々の悪い姿勢が原因です。
近年パソコンやスマホが急激に普及して、首こりの症状を抱える人が増えています。
その原因は、スマホなどを見るときの姿勢が「うつむき姿勢」だということです。
「うつむき姿勢」をすると首の後ろの筋肉を使うので、パソコンやスマホを長時間見ていると、それだけで首の後ろの筋肉を相当酷使している事になるんですね。
仕事でパソコンを使い、休み時間や仕事が終わってからもスマホを見ていると、一日のうちでほとんど首の後ろの筋肉を使っていることになります。
うつむき姿勢で重い頭を支えるのは相当な負担になっているということですね。
首こりを和らげる習慣
首こりを和らげるためには、首に負担をかけないことが大切です。
仕事をしている途中に少し休んで首を回したりして休める。
パソコンをしていると、無意識に前のめりになっていることもよくありますよね。
スマホや読書などもうつむき姿勢にならないように気をつけて、なるべくまっすぐな目線の高さにする。
パソコンも、ノートパソコンだとうつむき姿勢になるので、デスクトップパソコンの方がいいのでしょうね。
猫背になると自然とうつむき姿勢になるので、普段から正しい姿勢をすることを意識するのも大事です。
お風呂で首までゆっくり浸かって首を温めたり、冬はもちろん夏場もエアコンで冷えないようにストールなどを巻いて首を温めるのも効果的です。
首に力が入っていることが多い私は、体が常に緊張しているような気がします。
首こりによって副交感神経の働きが悪くなっているので、意識して首を休めたり、正しい姿勢を心掛けたり、リラックスする時間を作ろうと思います。
首こりを予防するストレッチはこちら
→頭痛や眼精疲労の原因の首こりを予防するストレッチ
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